こんにちは。
moguと申します。
最近ペットとして人気のうさぎ!
私もうさぎを飼っていますが、大きな耳にくりっとした目がとてもかわいいです。
今回は、そんなかわいいうさぎさんと税金に関係するお話です。
うさぎ ✖ 税金
うさぎと税金の関係とは?
うさぎと税金って聞いても、両者の関係性ってぱっとは思いつかないですよね。
でも、実は日本には「うさぎ税」なるものが存在していたのです。
まあ、存在していたといっても明治時代のお話ですが。。。
うさぎ税というのは、文字通りうさぎを飼っているだけで税金がかかるというもの。
にわかには信じがたいですよね。
うさぎ一羽につき、1円が課税されていたそうです。
1円といっても、明治時代当時の1円という意味です。
当時は1円でお米が30㎏買えたそうなので、かなり高額といえるかも。
どうしてそんな税金がうまれたのでしょうか?
うさぎ税誕生の背景
うさぎ税が誕生したのは、1873年(明治6年)ごろ。
なんと、当時はうさぎが大ブームだったみたいです。
食用か毛皮用としてのブームと思いきや、普通に観賞用としてのブームというから驚きです。
江戸から明治に時代は移り、西洋からさまざまなものが輸入されてきます。
その中に西洋のうさぎもいました。
野兎しか知らなかった日本人にとって、西洋産の美しい毛並みを持つうさぎはさぞかし魅力的にうつったのでしょう。
ペットとしてうさぎを飼う人が増えて、都市部ではうさぎ市が立って、売買や品評会が開かれたようです。
うさぎブームの勢いはさらに増していき、ペットというより投資的な意味合いがでてきます。
毛の色や耳の形などが珍しいうさぎが高値で取引されるようになったのです。
うーん。明治時代というとかなり昔なイメージですが、こういう話を聞くと若干今とそんな変わらないなーと感じますね。
あるものに人気がでると、それはお金儲けとして使われはじめる。。。
うさぎブームはどんどん過熱して、ついには殺人や詐欺まで起こるようになったみたいです。
そんな状況を見かねて政府は「うさぎ税」を発表します。
先述しましたが、うさぎ一羽につき、1円が課税されました。
そうして税金がかかると、ブームは一気に下火になります。
残ったうさぎはどうなったのでしょうか。。。
なんだか悲しくなるお話ですね。
まとめ
いかがでしたか?
明治時代からうさぎをペットとして飼っていたことがまず驚きじゃないですか?
ましてや大ブームが起きて、うさぎ税によって鎮静化する。。。
自分がうさぎを飼っているからではないですが、最近うさぎを飼っている人が増えている気がします。
犬、猫には及びませんが、ペット人気第3位なら狙えるかも…
もしかしたらうさぎブームが再来して、再びうさぎ税が課税される日が来るかもしれないですね!
いや、ないか (笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。